近頃の水漏れの修理事情

近頃の水漏れの修理事情を教えます。

目に見えない床下で起こった水漏れを修理した時の話です

築三十年以上になる我が家でも何度か水漏れが起こりましたが、大抵は配管と蛇口を繋ぐ部分や配管自体の老朽化が原因でした。
なかでも配管の老朽化は実際には目に見えない家の床下で起こったので、最初は「いつもより水道料金が高いな」ぐらいの感覚だったんです。
気づいた時期がちょうど夏場だった事もあり、小さい子供のために水風呂を作ってあげたりもしていたので、きっとそのせいだろうと考えていたのですが、秋口になっても水道料金は変わりませんでした。
しかも、ちょっと気になって水道メーターを見てみると、ゆっくりですがずっと回っているのです。
これはどこかで水漏れしてるんだろうとは思いましたが、目に見える範囲ではどこからも水が滴っている様子はありません。
そんなある日子供に、「お母さん。
この床だけいつも暖かいよね」と、リビングの床の上で言われたんです。
でもその床の部分は窓から太陽光が入り込む場所でもないし、立ってみると床全体というよりは一部分だけ暖かいんです。
そこで主人に相談すると、「もしかするとお湯を通している配管から水漏れしてるんじゃないかな」というので、役所で水道業者を紹介してもらえると聞いて見てもらうと、案の定、暖かく感じる床の部分にあるお湯の配管が老朽化して、水漏れを起こしているのだろう、という結論が出ました。
でも実際に配管がどうなっているかを調べて修理するには、リビングの床をぶち抜くしかないとも言われて、さすがにそれは大掛かりな工事になるので別の方法にしてほしいとお願いしたところ、お湯の配管を新しく作り直すことになりました。
この方法だと、床下にある老朽化した配管をそっくりそのまま破棄して、新しい配管だけを設置すればいいのでさほどお金もかかりませんし、リビングの床も壊す必要がありません。
その方法で修理をお願いしたところ、工事自体も一日で完了し、その日からお風呂を使う事が出来ました。
水道料金もいつもの金額に戻ってくれたので、うまく対処できてよかったなと思っています。